辻野雄大,山西良典,山下洋一,井本桂右: ダンスゲーム譜面の特性分析とクラスタリングに基づく特徴的な譜面の自動生成,情報処理学会論文誌,61(11),pp.1718-1728, 2020年11月

ダンスゲーム譜面は,操作を要求される頻度,リズム構成の複雑さなど,複数の要素によって特徴 づけられる.これらの要素によって,ダンスゲーム譜面の難しさおよび「面白さ」に影響する特性が形成 される.この特性を客観的かつ多次元で表現する特徴量を提案する.提案した特徴量に基づいて k-means 法によるクラスタリングを実施し,特性が類似した譜面のクラスタを得る.クラスタ毎に楽曲と譜面の関 係を深層学習させることによって,クラスタの特性を備えた譜面の自動生成が可能となり,多様な「面白 さ」に対応した特徴的な譜面の提供を実現した.

http://doi.org/10.20729/00207635