WHAT WE DO on June 2022

CCCA-Labでは、年に数回、各業界の第一線で活躍中の方を講師としてお招きし、講演会、勉強会を開催しています。

2022年6月9日(木)『大東京トイボックス』、『スティーブズ』(小学館)、『東京トイボクシーズ』(新潮社)などで知られる2人組の漫画家・うめさんを講師に迎え、「お話の作り方」、「架空の雑誌を刊行する」という2テーマについて、ワークショップ形式で勉強会を行いました。

PART 1【お話の作り方講座】

  • 物語のあらすじを決める。
  • 二物衝撃とは?
  • 一人ずつ二物衝撃の例を考える。物語を組み立てていく。

PART2【雑誌づくり講座】

  • グループに分かれ,各グループで編集長を決める。
  • PART1で考えた物語の内容から、雑誌の目玉をなる作品を決め、構成を練る。
  • 各グループの編集長がそのグループの雑誌について発表する。
  • 小沢先生の講評。

創造すること、企画すること、二つの視点にたってのクリエイティビティを体感することができました。

ナレッジキャピタル最新レポート~今こんなことが起きている~2022に登壇

山西良典准教授が、6月23日(木)グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル 4F ナレッジシアターで開催された「ナレッジキャピタル最新レポート2022~今、こんなことが起きている~」に登壇しました。

現在、ナレッジキャピタルにて展示をしている、『人工知能が生成した音楽ゲームをプレイしてみよう』この展示についての紹介、今後「The Lab.」の活用についてお話ししました。

ー 展示についての説明をお願いします

人工知能が造った音楽ゲームを楽しんでもらえるような展示にしている。
今まで作られてきたゲームを人工知能で分析することで、音楽とゲームの関係や、ゲームの難易度のデザインを学習して、どこまで人間が作り出した面白いものに、理屈で迫ることができるか。
人間は、さまざまなことを感覚的に処理しています。
知識がなくても子どもから大人まで楽しめるものに取り組む。
人間が「創り出しているものの面白さ」、「創造できる創造力の凄さ」というものが、見つかったらいいな。という展示をしています。

ー 今後どのようなラボの活用を考えているか

研究者の、研究の発表は論文が一般的です。
関西大学の教育理念「学の実化(がくのじつげ)」にあるとおり、“研究を一般社会への還元すること“を考えると、商業施設などで食事や買い物のついでに研究に触れるということ、それで人生を変えるきっかけとなるような、ラッキーな偶然を提供できるような、研究を発表できる場として活用していきたいと考えています。

グランフロント大阪ナレッジキャピタル2FのThe Lab.にて、立命館大学の辻野雄大氏(立命館大学)と開発した、人工知能(AI)による音楽ゲーム自動生成のデモを展示中です。
人工知能が生成した、プレーヤーの技術レベルに応じてさまざまな難易度の楽しさを創り出すゲーム譜面をぜひ体験してください。(展示は6月下旬頃までを予定)。

🔻展示の紹介はこちらから

https://kc-i.jp/facilities/the-lab/active-lab/kansaiuniv/

🔻KANDAI TOPICS 2022/03/21

https://www.kansai-u.ac.jp/ja/about/pr/topics/2022/03/post_65315.html

ナレッジキャピタルとは?

多様な人の交流による新しい価値を創出する場。大阪駅に隣接するグランフロント大阪にある「ナレッジキャピタル」。人と人、モノとモノ、人と情報を繋ぎ、新たな価値を生み出す「知的創造・交流の場」。ビジネスパーソン、研究者、クリエーター、一般生活者、多様な人々が集まり人と技術を結びつけ知恵、アイデアを交換することで、製品やサービス、人材に至るまで新しい価値を創出 “OMOSHIROI” をコアバリューとしてナレッジイノベーションを生み出すための施設。

TEXT エンピツ舎